「カラー診断を受けて、似合う色がわかった」
「骨格診断で、スタイルアップする形もわかった」
診断を受けた直後は、「これで長年の服選びの悩みから解放される」と期待したはずです。
それなのに、いざ結果通りに服を選んで着てみると、
「理論上は合っているはずなのに、なんか素敵じゃない」
「服だけが目立って、私の顔が負けている気がする」
「スタイルは良いのに、近寄りがたい印象になった」
そんな「正解を選んだはずなのに、しっくりこない違和感」を感じたことはありませんか?
実はこれ、真面目におしゃれを学ぼうとする人ほど陥りやすい状態。
色も形も間違っていない。
それなのに、トータルで見ると噛み合わない。
その理由はとてもシンプルです。
「似合う」を集めても素敵になれない理由
なぜ、診断結果通りにしてもうまくいかないのか。
それは、それぞれの診断が別々の役割を持っているからです。
例えるなら、ファッションは一つの「映画やドラマの制作」のようなもの。
あなた自身(顔タイプ): 主演女優
パーソナルカラー: 照明・美術(映える色を決める)
骨格診断: 衣装係(スタイルを良く見せる)
それぞれは、プロとして正しい仕事をしています。
診断結果はすべて正しい。
けれど、それをどう組み合わせるかという「脚本(全体設計)」がないと、主役であるあなたが引き立たなくなってしまうのです。
「線をつなぐ」ための黄金ルール
では、どうすれば色も形も正しいはずなのに起きてしまう“ちぐはぐ感”を防ぎ、すべての診断結果を「一本の線」として使いこなせるのでしょうか。
実は、とてもシンプルな考え方があります。
それは、診断結果に序列をつけることではなく、「考える順番」を決めることです。
ルールは、これだけ。
顔でテイスト(雰囲気)を決め、骨格で形を整え、カラーで肌映りを仕上げる
この順番で考えるだけで、今までバラバラだった点が、自然と一本の線につながっていきます。
よくある“ちぐはぐ”の例
Case① 色は合っているのに「若作り」に見える
【キャスティング(診断結果)】
- 主演女優:落ち着いた大人の女性(顔タイプ:クール)
- 照明係の主張:鮮やかな色が最高!(カラー:ウィンター)
- 衣装係の主張:フリルや柔らかい素材でいこう!(骨格:ウェーブ)
このスタッフたちの言う通りに、「鮮やかなロイヤルブルー」の「フリルブラウス」を着たとします。
【結果】
鏡に映るのは、「お顔立ちは凛として知的なのに、服だけアイドルのように甘くて派手な人」。
色は肌をきれいに見せているし、形も華奢な体をカバーしています。
でも、主役(顔)の雰囲気と演出(服)が激しく喧嘩をしているため、他人からは「無理して若作りをしている人」に見えてしまうのです。
【解決策】
- 【顔の印象を基準にする】
主役は「クール」なので、甘いフリルは却下。シンプルで大人っぽいデザインにします。 - 【骨格で調整する】
でも骨格ウェーブは「上半身が薄い」のが悩み。フリルを使わずにどうカバーするか?
→「とろみのある素材」や「ボウタイブラウス」を選びます。これなら甘くなりすぎず、華奢な体をカバーできます。 - 【カラーで仕上げる】
得意なロイヤルブルーを使って、クールな魅力を引き立てます。
【結果】
「フリル(骨格要素)」は捨てましたが、「とろみ素材(骨格要素)」は残しました。
これにより「お顔の雰囲気に合いながら、スタイルも良く見え、肌もきれいに見える」という、完璧な調和が生まれます。
Case② 形は合っているのに「地味」に見える
【キャスティング(診断結果)】
- 主演女優:可愛らしい愛されキャラ(顔タイプ:キュート)
- 衣装係の主張:シンプルイズベスト!Iラインでいこう(骨格:ストレート)
「骨格ストレートだから、装飾のないVネックとタイトスカートを着なきゃ」と、シンプルな服を選びました。
【結果】
鏡に映るのは、「制服を着た事務員さん」のような、よそよそしい姿。
スタイルは良く見えます。
でも、主演女優が持つ「可愛らしさ」や「親しみやすさ」が、あまりに実務的すぎる衣装によって消されてしまい、「なんだか物足りない、地味な人」という印象になってしまうのです。
【解決策】
- 【顔の印象を基準にする】
主役は「キュート」なので、事務的なシンプルさは却下。どこかに「曲線」や「可愛らしさ」を入れます。 - 【骨格で調整する】
でも骨格ストレートは「体に厚みがある」のが特徴。着膨れは避けたいところ。
→ 全体のシルエットはすっきりしたIラインを守りつつ、「袖だけふんわりしたデザイン」や「ドット柄」などを取り入れます。
【結果】
「全身シンプル(骨格要素)」はやめましたが、「Iライン(骨格の最重要要素)」は守りました。
これにより「着痩せしつつも、お顔の可愛らしい雰囲気が引き立つ、好感度の高いスタイル」が完成します。
診断結果は「パズルのピース」にすぎない
「似合う服」は、診断結果をすべて忠実に守れば完成するものではありません。
「あちらを立てれば、こちらが立たず」という矛盾を、自分の雰囲気を中心に調整していく。
そうしてはじめて、「私らしい一着」に辿り着きます。
正解のピースは、もうあなたの手の中にあります。
あとは、それをどう組み合わせるか。
そこに気づいた瞬間から、服選びはずっと楽になります。
まずは、あなたの手元にあるパズルのピースを、一緒に整理することから始めましょう。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
鏡を見る時間が、少しでも心地よくなりますように。
あなたの”似合う”を見つけるための基本ガイド。
パーソナルカラー・骨格・美顔バランス・顔タイプ——
それぞれの診断のしくみをまとめています。
「似合う色」「スタイルアップするデザイン」「あなたの印象」「魅力を引き立てるメイク」——
それぞれをつなげて、あなたらしいバランスを見つける“印象トータル診断”を行っています。
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